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環境ニュース[国内]

「我が国における事業活動に伴い排出されるダイオキシン類の量を削減するための計画」 変更

健康・化学物質 ダイオキシン】 【掲載日】2012.08.03 【情報源】環境省/2012.08.03 発表

 環境省は、平成24年8月3日、「我が国における事業活動に伴い排出されるダイオキシン類の量を削減するための計画」の変更を公表した。
 今回の変更は、現行計画において対策を推進してきた結果、平成22年のダイオキシン類の推計排出量は158〜160g-TEQとなり、削減目標(平成22年時点の推計排出量315〜343g-TEQ(平成15年の推計排出量に比して約15%減))を達成したこと、また、環境汚染状況についても、大気環境基準の達成率が5年連続で100%となるなど、近年大きく改善していることから実施するもの。

 主な変更点は、以下のおとり。

[1] 近年のダイオキシン類の排出削減の状況及び環境改善状況等も踏まえ、削減目標量は、「現状非悪化」を原則として、過去数か年の排出量の平均を基本に設定したこと。また、目標年度は定めず、「当面の間」の目標量として設定し、今後も削減努力を継続するとともに、5年ごとに目標達成状況の評価を実施することとしたこと。
[2] その他、近年の排出実態等にあわせた目標設定事業分野の見直し、排出量目録作成の合理化等の変更を行ったこと。
[3] 今日までの排出削減は、焼却炉の更新等による燃焼改善によるところが大きいことから、引き続き、廃棄物焼却炉の更新に対する助成等の汚染防止対策を適切に実施することとしたこと。

【環境省】

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