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環境ニュース[海外]

ドイツ 国別気候変動緩和行動(NAMA)を支援する「NAMAファシリティ」の設立を公表

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2012.12.19 【情報源】ドイツ/2012.12.06 発表

 ドイツ連邦環境省は、イギリスのエネルギー・気候変動省と共同で、ドーハで開催されている国連気候変動会議において、国別気候変動緩和行動(NAMA)を進めるプログラム「NAMAファシリティ」の設立を公表した。このプログラムは、気候変動に対して率先的な対策を実施する発展途上国を支援するものである。両国は、会議においてプログラムの枠組みを説明し、そして両国が合わせて約7000万ユーロを拠出することを表明した。その内訳は、ドイツはエネルギー・気候基金から4000万ユーロ、イギリスは国際気候基金から2500万ポンドとなっている。連邦環境省のアルトマイヤー大臣は、「NAMAファシリティによって、我々は、革新的な財政手段により、地球温暖化に本格的に立ち向かう心構えを示す」とコメントした。発展途上国における総合的な技術や経済部門を低炭素による発展の道へと導くことを目指すNAMAを、発展途上国は、国家戦略の一部として策定する。既存の財政手段では、革新的なNAMAの実行は困難であった。NAMAファシリティは、コンペを通じてプロジェクトを選択し、これによりNAMAの費用効率や品質を改善し、その実行を可能にする。また、補助金や融資によって多様な国や分野に対する投資を支援する。ドイツは、エネルギー・気候基金から4000万ユーロを、イギリスは、国際気候基金から2500万ポンドをこのファシリティのために拠出する。【ドイツ連邦環境省】

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