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環境ニュース[海外]

国連総会、国連環境計画の強化のため、管理理事会を普遍加盟方式とする決議を採択

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2013.01.16 【情報源】国連/2012.12.21 発表

 第67回国連総会は、国連環境計画(UNEP)管理理事会をすべての国に開かれた普遍加盟方式とするなど、UNEPを強化し格上げする決議を採択した。これにより、2013年2月の管理理事会には国連の全加盟国の参加が認められたほか、決議には、環境問題に関する主要機関としてのUNEPの役割強化や、国連通常予算からの資金の拡充や任意拠出の要請など資金面の強化も盛り込まれた。これら決議は、Rio+20の成果文書を実施するための最初の具体的なステップだという。この採択により、国連総会は、UNEPがNGOや地方自治体などすべての利害関係者とより緊密に協力し、それら関係者が地球環境に関わる意思決定に参加することを正式に規定する必要があることを明確に示した。
 このほか、持続可能な消費と生産への移行促進に向け、国際協力を強化するための国際的枠組みである「持続可能な消費及び生産に関する10ヵ年計画枠組み(10YFP)」を採択し、途上国に対し能力開発を支援するとともに技術や資金の援助も行うとした。【国連環境計画(UNEP)】

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