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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、大学キャンパス雨水管理設計コンペティションの勝者を発表

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2013.05.10 【情報源】アメリカ/2013.04.22 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、全国の大学生チームを対象に2012年に実施した、初の大学キャンパス雨水管理設計コンペティション「キャンパス・レインワークス・チャレンジ」の審査結果を発表した。このコンペティションは、雨水による水質汚染を緩和する革新的「グリーンインフラ」の設計を、次世代の景観設計者やプランナー、技術者が競うもの。雨水は河川湖沼に流入して水質汚染の原因となる。健康や環境への脅威となるだけでなく、下流域での洪水の原因にもなる。このコンペティションを通じ、全国各地の学生が学際的協働によって革新的グリーンインフラを設計し、キャンパスでの利用を促進した。学生らは雨水を、降った所で管理することの利点を学んだという。
 初回となった2012年のコンペティションには、218チームが参加。これをEPAのほか、アメリカ土木学会(ASCE)、アメリカ水環境連盟(WEF)等の専門家審査員30人以上が審査した。勝者は、小規模施設では1位がイリノイ技術研究所、2位はミズーリ科学技術大学、大規模施設では、1位はフロリダ大学、2位はアリゾナ大学の各チームであった。【アメリカ環境保護庁】

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