カナダ政府、ブリティッシュ・コロンビア州との水量モニタリング協定を更新

【水･土壌環境 その他(水･土壌環境)】 【掲載日】2013.10.16 【情報源】カナダ／2013.09.29 発表

　2013年9月29日、カナダ政府とブリティッシュ・コロンビア州（B.C.）は、州内の水量モニタリングデータの収集や処理・公表に関する協定の更新を発表した。この協定は、B.C.に対し州内の水に関する責任を明確化するとともに、効果的かつ効率的な水量モニタリング・ネットワークへのアクセスを確保するための体制と柔軟性も提供している。このネットワークは、国民の健康と安全、経済発展、自然環境の持続可能性を支えるものである。
　B.C.に約450か所あるモニタリング・ステーションのネットワークは、1975年以降、カナダとB.C.の環境省が共同で管理。年間約700万ドルの運転費は、カナダ環境省が3分の1、B.C.環境省が3分の2を負担することが協定により規定されている。アグルカック・カナダ環境大臣は、「カナダの経済・社会発展と環境持続可能性の確保には、水供給に関する正確な情報が必要である。協定の更新は、B.C.における水量の把握と管理に対する、国と州の共同コミットメントを強化するもの」と語った。【カナダ環境省】