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環境ニュース[国内]

竹原火力発電所新1号機設備更新計画環境影響評価準備書に環境大臣意見書提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2013.10.29 【情報源】環境省/2013.10.28 発表

 環境省は、竹原火力発電所新1号機設備更新計画環境影響評価準備書に対する環境大臣意見書を平成25年10月28日付けで経済産業大臣に提出した。
 この事業は、運転開始から40年程度が経過した石炭火力発電所2基を、同程度の発電出力を持つ石炭火力発電設備1基に更新(リプレース)するもの。石炭火力発電はLNG発電等と比べれば環境負荷は高いが、本事業では最も熱効率が良い発電技術を利用し、最適な環境保全を講じることとしていることから、環境負荷は低減することが見込まれている。
 これを踏まえて、環境大臣意見では、[1]大気環境保全、騒音振動対策等の環境保全措置を適切に講じること、[2]温室効果ガスについて、排出削減を一層図ること、電力業界全体での排出削減枠組が構築された後は発電段階での低炭素化が確保されるよう確実に二酸化炭素排出削減に取り組むこと及びCCSの導入に向けて所用の検討を行うこと、[3]今後PM2.5についても必要な措置を検討及び実施すること等を求めている。
 なお、環境省では、この事業は火力発電所を更新(リプレース)するものであることから、審査期間の短縮に取り組むこととした案件であり、従前270日程度必要であった審査期間を約90日程度短縮し、180日程度で審査を行うことが出来ると見込んでいる。【環境省】

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