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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、統合リスク情報システム(IRIS)に関する隔月意見聴取会を開始

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2013.12.27 【情報源】アメリカ/2013.12.11 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、統合リスク情報システム(IRIS)の初回の隔月意見聴取会を2013年12月12日と13日に実施すると発表した。これは、EPAが公表していたIRIS強化策の一つで、汚染物質の評価に用いる研究やデータに関し、広く意見や情報を集めるためのものである。IRIS評価の生産性と科学的な質を向上させ、IRIS評価のタイムリーかつ透明性の高い実施というEPAの目標に寄与するものと位置付けられている。
 IRISは、様々な環境汚染物質のリスク情報(物質への曝露が人間の健康に及ぼす影響)を評価するプログラムで、IRISデータベースには、人間の健康への影響に関し550以上の化学物質についての情報が集められている。
 今回の聴取会では、酸化エチレンのIRIS評価案、ベンゾ[a]ピレンのIRIS評価案、査読委員会への要請事項案を取り上げる。また、IRIS評価の実施に入る前の、文献調査と関連検索方法の案、エビデンス・テーブル(文献要約表)案など予備的資料に関する意見聴取や議論も行われる予定で、これはエチルターシャリーブチルエーテル(ETBE)など3物質について実施されるという。【アメリカ環境保護庁】

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