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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、有害物質排出目録に新たなツールを提供

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2014.02.19 【情報源】アメリカ/2014.02.06 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、有害物質排出目録(TRI)の2012年報告分を公表した。TRIは一定の有害化学物質の大気、水、土壌への放出に関するデータや、施設の廃棄物の管理、汚染防止活動など、国民にとってその居住地域に関する重要な情報を公開する。「連邦緊急事態計画および地域住民の知る権利法(EPCRA)」のもと、TRIデータが毎年、製造、採鉱、発電、商業的有害廃棄物処理などの産業部門の施設から、EPA、州、などに提出される。2012年報告分をまとめた結果、有害化学物質の排出は、12%減少したことがわかった。
 今回公表されたTRIでは、国内の各大都市・小都市についての分析と対話型マップ、企業の汚染防止活動(グリーンケミストリーなど)の新情報など、居住地域で化学物質がどのように使われているかがわかる新しいツールを各種提供している。これらに加え、拡大TRI汚染防止(P2)検索ツールも追加された。これにより、ユーザーは同一産業部門の施設を、様々な環境指標を用いてグラフィックで比較することができるようになった。【アメリカ環境保護庁】

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