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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、石油・ガス採掘のための水圧破砕法におけるディーゼル燃料使用への認可ガイダンスを改定

健康・化学物質 公害予防/被害】 【掲載日】2014.02.25 【情報源】アメリカ/2014.02.11 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、水圧破砕法による石油・ガス採掘活動で、破砕液としてディーゼル燃料を使う場合の、地下注入管理(UIC)プログラムの認可手引き改訂版と解説文書を公表した。これらの文書の目的は、以下の通りである。
・ディーゼル燃料を用いた水圧破砕活動には、UICのクラスII要件が適用されることを明確化。坑井所有者または事業者は、注入前に、UICクラスIIの認可を取得しなければならない。
・安全飲料水法(SDWA)の用語「ディーゼル燃料」の内容を、5つのCAS登録番号(化学物質を特定する番号)で定義。
EPAや州などの認可担当者のための、現行のUICクラスII要件の概要説明と技術的勧告。
 アメリカの非在来型石油・ガス資源の責任ある開発が、経済・エネルギー安全保障・環境にもたらす利益は大きい。EPAは、州などの関係者と協力し、こうした資源の採掘が、国民の健康と環境の犠牲の上に成り立つことにならないよう、特に現行法の規制上の明確性を確保すべく、今回の手引きのような取り組みを進めている。【アメリカ環境保護庁】

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