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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、小規模水道事業者の水供給サービスを支援

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2014.04.17 【情報源】アメリカ/2014.04.03 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、安全飲料水法のもと、小規模水道事業者向け訓練・技術支援助成として、国内の小規模上下水道事業者および自家用井戸所有者の運営・管理方法の改善と水システムの持続可能性向上を支援するため、1270万ドルを提供すると発表した。
 小規模事業者とは、サービス利用者が1万人未満の事業者である。アメリカに約15万7000ある公共水道事業者のうち、サービス利用者が1万人未満の事業者は97パーセント以上、サービス利用者が500人未満の事業者も80パーセント以上あるという。こうした多くの小規模システムは、連邦および州の基準を満たす信頼しうる飲料水と汚水処理サービスを提供するうえで、財源の不足やインフラの老朽化、従業員の離職等のそれぞれ独自の課題を抱えている。
 助成の一例として、全国の小規模公共水事業者が安全飲料水法を遵守するための資金として、アメリカ農村地域水道協会、農村地域コミュニティ支援パートナーシップに対しそれぞれ450万ドル、全国の小規模公共水道システムの財政・管理能力を高める目的で、ノースカロライナ大学に200万ドルが提供される。【アメリカ環境保護庁】

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