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環境ニュース[海外]

ドイツ 15番目の国立公園が黒い森に誕生

自然環境 自然公園】 【掲載日】2014.05.22 【情報源】ドイツ/2014.05.03 発表

 ドイツ連邦環境省は、15番目となる新たな国立公園黒い森に設置されることを公表した。記念式典に出席するシュバルツェルアー−スッテア政務次官は、「黒い森国立公園の設置は、ドイツ国内全体における自然保護強化に向けた強いシグナル。ドイツ人の3人に2人が、原生地域を好むことが世論調査で明らかになっている。国立公園は、この要望に対する正しい回答となる」とコメントした。先の世論調査では、ドイツ国内における国立公園は、生物多様性の維持に貢献し、農村地域の価値を高め、持続可能な観光における雇用を創出するなど、国民にとって高い価値を持つことが示されている。シュバルツェルアー−スッテア政務次官の見解では、黒い森における国立公園に対する厳格な品質基準の実行を一貫して進めることが重要だとしている。これには、森林の改善や利用禁止区域の確保、持続可能な観光などが含まれる。ドイツ国内には、国立公園15ヶ所、生物圏保護地区16ヶ所、自然公園104ヶ所が設置されており、ドイツ国内面積の3分の1を占めている。【ドイツ連邦環境省】

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