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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、ネットワーク接続型製品の待機電力による電力需要増大を警告

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.07.16 【情報源】国際機関/2014.07.02 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、増大するネットワーク接続型製品の待機電力による電力需要への警告と効率化対策に関する報告書を公表した。これによると、現在、モデムやプリンターなどの電子機器から洗濯機や冷蔵庫などの家電製品に至るまで、ネットワークに接続して使われる製品は世界で140億台にも上る。これらの機器は待機状態であってもメインタスクの実行中と同等の電力が消費されており、この電力消費で年間800億ドルを浪費しているという。報告書では、利用可能な技術や幅広い政策オプションなどを示しており、エネルギー効率化政策の強化によって600テラワット時(TWh)の電力量が削減されるとし、6億トンのCO2の排出削減につながるとしている。IEAは、政策立案者、ソフトウエアおよびハードウエアの開発者、製造業などさまざまな関係者に対し、エネルギー需要の削減への協力を求めるとともに、基準を強化するための国際的なイニシアティブの必要性にも言及している。【国際エネルギー機関(IEA)】

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