一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

カナダ環境省、ノバスコシア州環境局との水量モニタリング協定を更新

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2014.08.07 【情報源】カナダ/2014.07.23 発表

 カナダ環境省とノバスコシア州環境局は2014年7月23日、両者間の水量モニタリング協定を更新し、同州の水量データの収集、処理、公表等を今後も継続すると発表した。カナダ政府とノバスコシア州は、過去100年で水量モニタリングの基盤となるネットワークを広範に築いてきており、今回の協定更新で、同州の水資源の利用可能性や変動性等に関する理解がさらに深まるとしている。過去の水位データの蓄積は科学的研究や生態系保護、インフラ設計、政策形成に寄与し、リアルタイムのデータは洪水・干ばつ予測やさまざまな産業プロセス、農業管理等に不可欠だという。両者は、同州の水量モニタリングステーション約28か所のネットワークを1975年から共同管理し、今回の協定更新では、年間の運転費用は46万ドル、うち47%をカナダ環境省が、39%を同州環境局が負担するとしている。
 カナダでは、州・準州ごとに同様の相互協定をカナダ政府と締結している。これにより、全体で2500か所超のモニタリングステーションが、カナダの水供給保全に役立つ情報を提供している。新協定ではこれまでの技術的進展を反映したほか、国民の健康と安全、経済成長、自然環境の持続可能性を支える、水量等の測定サービスを全関係者が利用できるようにする枠組みも設けている。【カナダ環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース