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環境ニュース[海外]

アメリカエネルギー省、エネルギー生産性倍増のための新たな取組みを発表

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.09.30 【情報源】アメリカ/2014.09.17 発表

 アメリカエネルギー省(DOE)は、国内の製造部門を支援する「クリーンエネルギー製造イニシアティブ(CEMI)」の拡大と、大統領が目標に掲げる「2030年までにエネルギー生産性を倍増」させるための新たな取組みを発表した。その内容は以下の通り。
 (1)DOEは、NGOと協力し、民間部門や州・自治体がエネルギー生産性を向上することの利益を得られるよう各種取組を支援する「エネルギー生産性を加速する2030」を立ち上げた。
 (2)アメリカの製造業の競争力は以前より増しており、景気改善後、製造業生産高は30%増加、経済全体に比べ2倍のペースで成長している。DOEは、アメリカの技術革新を促進し、今後の製造技術での競争力をさらに高めるために、製造業者が施設のエネルギー効率を向上させ、コストを削減し、新たな製造技術を開発できるよう全国の12のプロジェクトに約2300万ドルを助成する。
 (3)また、今後10年間でエネルギー強度を25%削減することを製造業者がコミットする「Better Plants Program」に、ゼネラル・ミルズやNovelis など産業界のリーダーを含め、23の新たなパートナーを迎え入れる。
 (4)さらに、クリーンエネルギーの技術革新を促すため、退役軍人の技能を生かす製造業の職業訓練や、将来のクリーンエネルギーを担うリーダー養成を目指す、学生風力発電コンペティション等を支援する。【アメリカエネルギー省】

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