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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、雨水と廃水の統合的計画策定で5自治体に技術支援

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2014.10.24 【情報源】アメリカ/2014.10.20 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、水をめぐる課題に自治体が効率的かつ効果的に対応できるようにするために、5自治体の雨水・廃水管理の統合的計画策定への技術支援に33万5000ドルを助成すると発表した。
EPAは従来、水質浄化法(CWA)の要件を個別に満たすことに主眼を置いていたが、自治体が優先順位の高い事業から着手できるように、2012年に統合的計画策定の枠組みを導入した。計画策定のための技術支援も提供し、費用効果が高く環境メリットのある方法での水管理を補助するという。
EPAは、2014年5月に技術支援の意向調査を行った。そして、応募した28自治体の中から、人の健康、水質課題、革新的な手法、自治体や国への影響、統合的計画策定への意欲などの要素を評価し、バーモント州バーリントン、ニューハンプシャー州ダラムなど5自治体への支援を決定した。これらの自治体はそれぞれ、雨水・廃水統合プログラムの資金確保、優先順位決定のための基準の策定、汚染の削減等に取り組む。
EPAは、これらの事業を通じ、自治体がCWAの求める複数の要素に対処する統合的計画を策定するための実施例や、有益な情報、ツールを提供し、他の自治体のために役立てるとしている。【アメリカ環境保護庁】

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