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環境ニュース[国内]

伊藤忠商事、岡山でメガソーラーを建設、事業実施

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.12.10 【情報源】企業/2014.12.08 発表

 伊藤忠商事は、芙蓉総合リースなどと設立した事業会社を通じて岡山市北区に大規模太陽光発電所(メガソーラー)「新岡山太陽光発電所」を建設し、発電事業を実施する。事業会社は、みずほ銀行を幹事にする銀行団とプロジェクトに関する融資契約を結んだ。12月に太陽光発電所の建設を始め、2016年12月の完成と操業開始を予定している。
 新岡山太陽光発電所は55haの土地に出力約37MW(3万7000kW)の設備を取り付ける。年間発電電力量は約4300万kWhを見込む。これは一般家庭約7600世帯分の年間消費電力量にあたる。CO2排出削減量は年間約2万6000tとで、発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、中国電力に20年間全量売電する。
 事業会社には伊藤忠が50%、芙蓉総合リースが25%出資するほか、ガスエネルギー関連のサイサン(さいたま市大宮区)と太陽光発電所建設・運営の森和エナジー(東京・千代田区)が共同出資する太陽光発電事業のエネワンソーラーが25%出資する。新岡山太陽光発電所の設計・調達・建設は東芝、土地造成は大林組が担当する。
 新岡山太陽光発電所は伊藤忠が主体になって国内で行う2カ所目のメガソーラー事業だ。1カ所目は大分市に建設している出力44.8MW(4万4800KW)の「大分日吉原太陽光発電所」で、合わせて81.8MW(8万1800kW)になる。世界で保有する持ち分ベースの再生可能エネルギー発電容量は5カ国で約480MW(48万kW)に達する。【伊藤忠商事(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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