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川崎重工、韓国の製紙大手向けに木質チップなどが燃料の発電用ボイラーを受注

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2015.01.26 【情報源】企業/2015.01.22 発表

 川崎重工業は、韓国製紙大手の全州製紙向けに、発電用の内部循環流動床ボイラー1基を受注した。木質チップと、廃棄物を原料にする固形燃料のRPF(リフューズペーパー・アンド・プラスチックフューエル)を使用するボイラーで、播磨工場(兵庫県播磨町)で製作し、2016年春ごろ出荷する。既存の蒸気タービン発電機につなぎ、2017年中に運転を始める。
 内部循環流動床ボイラーは様々な燃料が混焼できる。今回受注したのは、川崎重工の同タイプのボイラーでこれまでで最大の毎時131tの高温・高圧の蒸気を供給する。全州製紙は自社工場内の発電設備の更新にあたって導入する。発電電力は電力事業者に売電する。韓国のエンジニアリング会社、三千里ESが川崎重工に発注した。
 川崎重工の内部循環流動床ボイラーは、腐食性の物質や環境汚染物質を含むごみや廃プラスチックを原料にした固形燃料に加え、様々な廃棄物や泥状物などを燃料にできる。温度の制御や、塩素系の腐食性ガスによる腐食を防ぐことで高い効率と信頼性を持つ。過去に納入した国内2基、海外1基の運転実績に基づく技術力が評価されて受注した。
 韓国では政府が、バイオマス廃棄物を含む新・再生可能エネルギーの利用促進を狙いに義務割当制を2012年から実施している。販売電力が一定量を超える電力事業者に対し、総発電量の一定割合を新・再生可能エネルギーで供給することを義務付けた。このため、バイオマス廃棄物を高効率で安定的に燃焼できるボイラーの需要増が期待されている。【川崎重工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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