化学物質の排出量・移動量の集計結果等公開

　環境省は、経済産業省と共同で、特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律に基づき、事業者から届出のあった化学物質の平成２５年度の排出量・移動量等のデータの集計等を行い、その結果を取りまとめ公表した。また、事業者から届出のあった個別事業所ごとの化学物質の排出量・移動量についてもウェブサイト上で公表する。
　平成２６年４月１日から６月３０日までに届出のあった事業所からの排出量・移動量について全国・全物質で集計行った結果、平成２５年度は、前年度に比べ、届出排出量及び届出移動量が減少した。
　また、平成２２年度から届出対象物質が３５４物質から４６２物質に見直されており、見直しの前後で継続して届出対象物質として指定された物質についても、届出排出量１６０千トン（前年度から１．５％の減少）及び届出移動量２１５千トン（前年度から２．９％の減少）が減少した。【環境省】