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環境ニュース[国内]

YKK AP、2014年度の環境活動で国内製造・営業部門のエネルギー原単位12%削減

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2015.08.20 【情報源】企業/2015.08.11 発表

 YKK APは、2014年度の環境活動で国内製造・営業部門のエネルギー原単位(出荷重量当たりのエネルギー使用量)を2010年度に対して12%削減した。環境配慮型商品の開発比率100%や廃棄物再資源化率99%も達成した。ゼロエミッション廃棄物ゼロ)は10年連続で継続している。2014年度はエネルギー政策を重点課題として推進した。
 製造・営業部門の全拠点で節電を定着させ、待機電力削減、高効率照明への切り替え、自然エネルギーの活用、エネルギーロス削減などに取り組んだ。省エネ関連で約4億円を投資し、生産設備の高速化や生産性・熱効率の向上を図り、照明のLED(発光ダイオード)への更新を進めた。エネルギー原単位は前年度比では2ポイント減となった。
 商品については、材料調達から開発、製造、使用、廃棄までを考慮した環境製品アセスメントを行い、一定レベル以上を「エコ商品」、その中でもより環境性能が高い商品を「エコクローバー商品」としている。エコ商品の開発比率100%は2013年度に続いての達成で、売上高比率ではエコ商品が87%、エコクローバー商品が69%だった。
 資源循環ではガラスくずのリサイクルや廃プラスチックの有価物化を推進し、最終処分廃棄物の発生量は2013年度比で6%減少し、排出物の排出量は同10%削減した。2015年度は、電力単価上昇など厳しい環境の中、エネルギー全体の80%を占める生産設備で機器更新や運用改善を行い、エネルギー原単位の2010年度比13.5%削減を目指す。【YKK AP(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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