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環境ニュース[国内]

JXエネルギー、横浜の「IKEA」に移動式水素ステーションを開設、大型商業施設で初

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2016.02.26 【情報源】企業/2016.02.23 発表

 JXエネルギーは、横浜市港北区の大型家具店「IKEA(イケア)港北」の敷地内に、燃料電池車(FCV)に燃料の水素を供給する移動式の水素ステーション「横浜IKEA港北水素ステーション」を2月23日に開設した。大型商業施設に水素ステーションを設置するのは国内で初めてで、横浜市とIKEA港北の協力を受けた。
 移動式の水素ステーションは、トラックの荷台に水素を充てんする設備などを積載して届け出た場所で水素供給する仕組みで、ガソリンスタンドと同じような固定式の水素ステーションが普及するまでの間、ステーションが不足するエリアをカバーする。横浜IKEA港北水素ステーションはトラックがIKEA港北を訪れて営業する。
 横浜IKEA港北水素ステーションはJXエネルギーの他の移動式水素ステーションと同様、ENEOSの100%子会社で水素関連事業を手掛けるENEOS水素サプライ&サービスが運営する。現在販売されているFCVに搭載するタンクの使用圧力に対応し、約3分で充てんできる。営業は、火曜日と木曜日の午前11時から午後1時までとなる。
 JXエネルギーは4大都市圏に約40カ所の商用水素ステーションの開設を計画している。これまでに固定式と移動式を合わせて東京都と神奈川、埼玉、千葉、愛知、福岡県に計17カ所開き、今回で18カ所目だ。IKEA港北は、同店を運営するイケア・ジャパンと横浜市が結んだ環境と調和した社会を目指す連携協定の一環で協力する。【JXエネルギー(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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