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環境ニュース[国内]

豊田自動織機、2020年度までの「第6次環境取り組みプラン」策定

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2016.03.23 【情報源】企業/2016.03.17 発表

 豊田自動織機は、2016年度から2020年度までの「第六次環境取り組みプラン」を策定した。低炭素社会の構築、循環型社会の構築、環境リスク低減と自然共生社会の構築、環境マネジメントの推進−−の4つの柱で展開する。低炭素社会の構築では、環境性能を高める製品開発や、低CO2生産技術開発・導入とクリーンエネルギー活用に注力する。
 豊田自動織機は1993年に第一次環境取り組みプランを策定して以来、積極的に環境活動を行っている。2015年度が最終年度となる第五次プランで、全目標を達成する見通しになり、今回、2050年のCO2ゼロ社会実現を見据えて第六次プランを定めた。4つの柱は、環境への基本姿勢「グローバル環境宣言」に基づいている。同宣言は2005年に制定して2011年に改定した。
 低炭素社会の構築を目的とした製品開発では、電動化対応や軽量化の技術開発、エネルギー損失の低減、水素関連技術の開発を実施する。生産活動では低CO2生産技術やクリーンエネルギーによるCO2削減技術を開発し、CO2排出量の原単位を、世界では2005年度比26%減らす。単独では同30%減を目指す。物流面では輸送効率の改善を図り、単独で2006年度比28%減らす。
 循環型社会の構築は、廃棄物の資源化による資源枯渇対応として廃棄物排出量の削減を図り、国内グループで排出量の原単位を2005年度比27%、単独で同29%削減する。こん包用資材の使用量も減らす。環境リスク低減と自然共生社会の構築では、生物多様性に向けた取り組みを強化し、国内・海外グループの活動をつなぐ計画を立案して進める。【(株)豊田自動織機】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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