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環境ニュース[国内]

三井ホーム、ZEH対応のフリー設計住宅商品を発売、家電を含む電気代ゼロ実現

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.03.25 【情報源】企業/2016.03.18 発表

 三井ホームは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)対応のフリー設計住宅商品「green's ZERO(グリーンズゼロ)」を3月19日に発売した。独自の構法による断熱・気密性能に最新の省エネ・創エネ仕様を組み合わせ、健康空調システムも装備する。ZEHの基準では対象外になる家電製品や調理用器具を含む電気代ゼロが実現できる。
 ZEHは、創り出すエネルギーが一次エネルギーの年間使用量を上回るか、正味(ネット)ゼロになる住宅を意味する。一次エネルギーは冷暖房、給湯、換気、照明用途で、テレビ、音響、掃除機など家電や調理用途のエネルギー消費は含まない。グリーンズゼロは、ZEHより30%程度エネルギーが削減でき、家電を加えた電気代をゼロにする。
 屋根断熱や継ぎ目がない外壁などで最高水準の断熱性能を誇る「プレミアム・モノコック構法(2×6)」に真空トリプルガラス樹脂サッシを加え、ZEHの断熱基準を大きくクリアする。プロトタイプ(原型)仕様では、これらに業界トップの省エネ性能がある全館健康空調「スマートブリーズ」、家庭用燃料電池「エネファーム」を装備する。
 さらに住宅エネルギー管理システム(HEMS)、LED(発光ダイオード)照明、高断熱浴槽、節湯水栓や、出力9.785kWの太陽電池パネルを備える。エネルギー効率が悪くなる吹き抜けのプランでもZEHを実現できる。プロトタイプは2階建て延べ床面積121.00m2(36.60坪)で、本体工事参考価格は東京23区の場合、3955万円(1坪90万円)に設定した。【三井ホーム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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