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環境ニュース[国内]

東京都世田谷区 木質バイオマス発電で協定 川場村の電力を世田谷区へ

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2016.04.04 【情報源】地方自治体/2016.02.10 発表

 東京都世田谷区と交流自治体の群馬県川場村は、4月からの電力小売り全面自由化を前に、再生可能エネルギーを活用した発電事業に関する連携・協力協定を締結した。
 川場村が進める木質バイオマス発電事業による電力を世田谷区や区民が購入できる仕組みや、世田谷区民と川場村民が寄付や投資を通じて発電事業に参加する仕組みづくりについて具体的な検討を進める。
 川場村で建設中の木材コンビナート施設では、利根沼田地域の木材を加工する製材事業を4月から開始する予定。間伐材や木材製材施設から排出される端材、世田谷区内の剪定枝などを活用し、2017年1月に稼働予定の木質バイオマス発電に利用する。
 世田谷区と川場村は、都市と農村との交流を通して、双方の住民と行政が一体となって村づくりを進めていこうという趣旨で、1981年に「区民健康村相互協力に関する協定」(縁組協定)を締結した。
 世田谷区の保坂展人区長は「4月からの電力自由化を前に、自然由来の電気への区民の関心も高い。この協定により長らく積みあがってきた交流をさらに深めたい」と話している。環境総合対策室環境計画課 TEL:03-5432-2273【東京都世田谷区】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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