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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁など、環境の脅威から子どもを守る方法に関する研究に助成

健康・化学物質】 【掲載日】2016.08.11 【情報源】アメリカ/2016.07.26 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)とアメリカ国立環境衛生科学研究所(NIEHS)は、環境要因の悪影響から子どもの健康を守るため、全国の大学に附属する5つの「小児環境保健・疾病予防研究センター」に合計約2800万ドル助成すると公表した。1998年以降、両機関は小児研究センターに助成しており、EPAはこれらの研究センターを通じて研究者、医療専門家、保護者団体の全国的なネットワークを構築してきた。ノースイースタン大学とエモリー大学に附属する研究センターはこのネットワークに新規で加わり、ノースイースタン大学は、1)胎児期と幼児期の複数の汚染物質への曝露が、子どもの健康と発達に及ぼす複合的影響、2)心理社会的要因が環境化学物質への曝露の影響をどのように変化させるかについて、またエモリー大学は、環境汚染物質がマイクロバイオームと神経発達に及ぼす影響を明らかにするため、出産前と出産後の環境の構成要素の相互関係を調査するという。その他に、コロンビア大学、ジョンズ・ホプキンス大学、カリフォルニア大学附属の研究センターに助成する。

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