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環境ニュース[国内]

東芝、タイの発電事業者が千葉県君津市に開発するメガソーラープラントを受注

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.08.09 【情報源】企業/2016.08.05 発表

 東芝は、タイの再生可能エネルギー発電事業者で送配電・変電機器の製造販売を手掛けるガンクル・エンジニアリングが千葉県君津市に開発するメガソーラー(大規模太陽光発電所)プラント「君津メガソーラー発電所」の建設を受注した。プロジェクト全体の設計・調達・据え付け工事(EPC)を担当する。建設に関する契約を結んだ。

 君津メガソーラー発電所は、ガンクル・エンジニアリングが特別目的会社を通じて運営する大規模太陽発電所で、2018年度中の運転開始を予定する。約47haの面積があり、出力は約33.5MW(3万3500kW)だ。年間約4500万kWhの発電電力量を見込む。一般家庭約1万世帯の年間電力消費量に相当し、約2万tのCO2排出削減効果がある。

 発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて売電する。東芝は、エンジニアリング全般と主要機器の納入、プラント建設などプロジェクト全体のEPCを約90億円で受注した。東芝製品は電力変換効率で業界トップ水準のパワーコンディショナー(電流変換器)や、多結晶太陽電池モジュール、変電設備を使用する。

 東芝は自社の太陽電池モジュールとパワーコンディショナーを中心に産業用のメガソーラー建設を推進している。加えて、発電プラントの事業計画策定支援からシステム設計・構築、長期的な安定稼働を支援する運転保守(O&M)まで一貫して供給する体制がある。今回の受注を弾みに、今後も太陽光発電事業者のニーズに対応する。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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