一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

佐賀県伊万里市、海洋温度差発電で連携協定 伊万里市と久米島町、佐賀大

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.09.28 【情報源】地方自治体/2016.07.15 発表

 佐賀県伊万里市と沖縄県久米島町、佐賀大学は、海水の温度差を利用して発電する海洋温度差発電に関する研究開発や人材育成、産業創出などについて連携協定を締結した。研究開発の促進だけでなく、経済や文化など多面的な交流も推進し、両市町の産業振興や地域活性化につなげる。

 海洋温度差発電は、太陽からの熱で温められた表層海水と海洋を循環する冷たい深層海水との温度差を利用し、沸点の低いアンモニアなどを気化させた蒸気でタービンを回して発電する。海洋の熱エネルギーを有効活用できる再生可能エネルギーとして注目されている。

 伊万里市の佐賀大海洋エネルギー研究センター伊万里サテライトで7月14日に締結式が開かれ、伊万里市の塚部芳和市長、久米島町の大田治雄町長、佐賀大の宮崎耕治学長が協定書を交わした。

 両市町にサテライト(研究施設)がある佐賀大が中心となり、3者による連携会議を発足。同協定に基づく具体的な取り組み内容は今後、連携会議で検討する。シンポジウムやセミナーの開催、ICT(情報通信技術)を活用した両市町の小中学校の交流授業などが想定される。【佐賀県伊万里市】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク