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環境ニュース[国内]

コスモHD、グループのエコ・パワーが盛岡市で大規模風力発電所を開発、工事を開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.09.20 【情報源】企業/2016.09.14 発表

 エコ・パワーは、盛岡市の山中で大規模風力発電所「姫神(ひめかみ)ウィンドパーク」を開発する。同社はコスモHDのグループ企業で、風力発電事業を手がけている。同市の神社で9月13日に安全祈願祭を実施した。近く建設工事を始める。1万8000kWの設備容量があり、2019年4月の営業運転開始を予定している。

 姫神ウィンドパークは、姫神山の風況に優れる場所に、出力2000kWの風力発電機を9基設置する。発電設備に最も近い民家とも2.5km離れている。一般家庭1万2000世帯の年間消費電力量に相当する年間発電電力量を見込む。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、東北電力に全量を売電する。

 売電価格は1kWあたり22円となる。年間2万6000tのCO2排出量削減効果を見込んでいる。安全祈願祭は盛岡市の櫻山神社で行い、エコ・パワーの社長が玉串をささげて工事の無事を祈った。エコ・パワーは2010年3月にコスモHDのグループ企業になった。現在の出資比率は89.1%ある。全国各地で風力発電所の開発を積極的に進めている。

 グループ入り後、和歌山県広川・日高川町の「広川・日高川ウィンドファーム」(2万kW)と福島県会津若松市の「会津若松ウィンドファーム」(1万6000kW)が運転を始めた。現在、三重県度会町の「度会ウィンドファーム」(2万8000kW)や山形県酒田市の「酒田港宮海・酒田港大浜風力発電所」(計9000kW)を建設している。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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