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環境ニュース[国内]

東芝、住宅用太陽電池モジュールの新製品3シリーズ4製品を発売、低価格帯を拡充

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.09.21 【情報源】企業/2016.09.16 発表

 東芝は、住宅用太陽電池モジュールの新製品として3シリーズ4製品を10月11日から順次発売する。「S」の出力345W、同253Wモデル、「J」の同240Wモデル、「GX」の同255Wモデルだ。従来から展開している高効率製品のS、JにGXを新たに加え、低価格帯のラインアップを拡充した。ニーズの多様化に対応して製品の競争力を高め、販売を増やす。

 Sシリーズは最上位機種となり、345Wモデルは世界最高のモジュール変換効率21.2%を達成した。253Wも20.3%の変換効率がある。サイズが異なる両モデルを組み合わせることで、これまで配置できなかった屋根の空きスペースにもパネルが取り付けられるようになる。モジュールは縦にも置けるため、限られた屋根面にも効率的に積載できる。

 Jシリーズの240Wモデルは、送電時の発電損失を抑える電極形状で変換効率を高めたセルを採用した。モジュール変換効率は18.5%となる。今回追加したGXシリーズは、価格を抑えながら255Wモデルで同15.6%とした。Sの345Wは25万8800円、253Wは18万4800円、Jの240Wは14万3800円、GXの255Wは10万9800円(いずれも税別)の価格を設定した。

 SとJは出力・機器の保証を10年から25年に延長した。GXは20年とした。発電電力の買い取り価格下落に伴い、今後は売電目的から一次エネルギー消費量を正味ゼロにするZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)への対応や自家消費に変わるとされ、新製品で顧客を広げる。広告のイメージキャラクターには女優の有村架純さんを起用する。【株式会社東芝】


提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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