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環境ニュース[国内]

国土交通省、水素社会実現に向けた燃料電池船の実船試験を開始

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2016.10.17 【情報源】国土交通省/2016.10.14 発表

 国土交通省海事局では、水素社会実現に向け、水素を燃料とする燃料電池船の安全ガイドライン策定作業に取り組んでいる(昨年度から3年計画)。

 この取り組みに併せ、燃料電池船の実用化を目指す東京海洋大学、NREG東芝不動産は、小型船舶に東芝製定置用燃料電池を搭載し、海上での使用における課題を抽出するための実船試験を10月上旬に開始した。

 ここで得られる成果は、国土交通省が進めている燃料電池船の安全ガイドラインの策定に活用される。国土交通省では、実験データに裏付けされた合理的なガイドラインの策定に向け、上記船舶のほか、燃料電池を搭載した小型船舶による実船試験を予定している。

 国土交通省では、2017年度に予定する燃料電池船の安全ガイドラインの策定により、安全面での環境を整え、東京オリンピック・パラリンピックに向けた民間による燃料電池船実用化の促進を図るとしている。【国土交通省】

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