一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

長野県、県内のエネルギー自給率 発電設備容量で80.3%に

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.11.02 【情報源】地方自治体/2016.09.15 発表

 長野県は、県内の最大電力需要に対し、再生可能エネルギー発電設備の容量がどれくらいの割合を占めるかを示す「発電設備容量でみるエネルギー自給率」が2015年度に80.3%になったと発表した。

 15年度の県内の再エネ発電設備容量は88.6万kWとなり、10年度比78.0万kW(735.8%)増えた。県によると、再エネ発電設備容量は順調に増加しているが、最大電力需要が前年度比20.5万kW増えて313.7万kWとなったため、発電設備容量でみるエネルギー自給率は目標値の86.0%を下回った。

 長野県は「しあわせ信州創造プラン」を13〜17年度の5カ年計画で実施している。発電設備容量でみるエネルギー自給率は、同プランの「環境・エネルギー自立地域創造プロジェクト」の数値目標で、県内の再エネ発電設備容量を、県内の最大電力需要で割った数字。県内の省エネや再エネの普及状況をはかる指標となる。

 県は10年度の58.6%を基準値とし、17年度に100%とする目標を掲げている。当初の17年度目標値70.0%を13年度末に達成したため、15年度に17年度目標値を100%に上方修正した。【長野県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース