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環境ニュース[国内]

パナソニック、NIMSと先端機能材料研究センター設立、エネルギー材料技術研究

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2016.11.25 【情報源】企業/2016.11.22 発表

 パナソニックは、国立研究開発法人の物質・材料研究機構(NIMS)とともに新しい研究組織「NIMS-パナソニック先端機能材料研究センター」を設立した。両者が11月18日に覚書に調印した。次世代太陽電池、蓄電池などエネルギー関連の材料技術と、それを高度に解析する技術や手法を主に研究し、開発を加速して早期に実用化する。

 先端機能材料研究センターは、茨城県つくば市にあるNIMSの構内に置き、センター長はNIMS、副センター長はパナソニックの研究員が務める。世界最高クラスの研究水準を持つNIMSの材料開発力や材料解析技術と、パナソニックの高い製品開発力や機能材料技術を融合させ、次世代を主導する先端機能材料に関する研究を共同で進める。

 次世代太陽電池や蓄電池についての材料技術・高度解析手法などをテーマに研究する。円滑に研究を推進する体制を構築し、中長期的に取り組む。先端機能材料研究センターで得られる研究成果は、太陽電池や蓄電池などエネルギーの分野や、IoT(モノのインターネット)・ロボティクス(ロボット工学)領域の製品開発に活用する。

 NIMSは、先端機能材料研究センターを新しい産官連携のモデルケースに位置付け、日本の電子産業界の国際競争強化を図る。企業にとって事業化への開発リスクが高い機能材料研究を加速させることで素早く実用化技術に展開し、新たな事業創出につなげる。パナソニックは、NIMSとの共同研究を通して先端材料研究で技術革新を目指す。【パナソニック株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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