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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、除草剤パラコートの中毒を防止する安全措置を最終決定

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2017.01.10 【情報源】アメリカ/2016.12.15 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、除草剤パラコートによる中毒事故を防ぐための安全措置を最終決定した。パラコートはアメリカで広く使われている除草剤で、作物の収穫前の枯葉剤として綿花などにも使われているが、毒性が強く一口でも摂取すれば致命的になりうる。2000年以降、誤飲による死亡事故が17件発生しているが、これらは飲料容器に移し替えたられたことが原因となっている。こうした事故を防ぐため、EPAは、以下の対策を義務付ける。
・適切な散布機器に直接移す以外には、パラコートの移し替えや取り出しはできないように設計した密閉容器の使用
・パラコートを取り扱う認定散布者に対し、不適切な容器へ移し替えてはならないことを徹底する特別訓練
・パラコートの毒性とリスクを強調したラベルと警告文書への変更
 2000年以降、誤飲事故に加え、パラコートが肌や目に触れたために発生した死亡事故が3件、重傷事故も多数発生している。パラコートを混合、充填、散布する労働者の曝露を減らすため、EPAはパラコートの使用を認定農薬散布者だけに限定し、認定散布者の監督下であっても非認定者がパラコートを扱うことは禁止する。この措置案は2016年3月に公表され、意見募集を行っていた。【アメリカ環境保護庁】

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