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環境ニュース[国内]

神奈川県、燃料電池フォークリフト導入 CO2フリー水素供給網構築へ

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2017.01.18 【情報源】地方自治体/2016.12.02 発表

 首都圏で初の水素を燃料とする燃料電池(FC)フォークリフトが、横浜市中央卸売市場本場青果部(横浜市)とナカムラロジスティクス(川崎市)に導入された。
 神奈川県、横浜市、川崎市は民間企業と連携し、製造時に二酸化炭素(CO2)を排出しない「CO2フリー水素」のサプライチェーン構築を図る実証事業「平成28年度地域連携・低炭素水素技術実証事業」(環境省委託事業)を進めている。
 その一環としてFCフォークリフトを各1台導入した。FCフォークリフトは、移動中のCO2排出量がゼロで、排出されるのは水のみ。約3分間の水素充填で約8時間の連続稼働が可能で、予備バッテリーの購入、保管が不要。
 同事業では、横浜市風力発電所(ハマウィング)敷地内に、同発電所の電気を利用して水を電気分解し、CO2フリーの水素を製造、貯蔵・圧縮するシステムを整備。ここで製造した水素を簡易水素充填車で輸送し、横浜市内や川崎市内の青果市場や工場・倉庫などに導入するFCフォークリフトで使用―といったサプライチェーンの構築を目指す。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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