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環境ニュース[国内]

山口県、純水素型燃料電池システム 周南市で実証実験スタート

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2017.03.08 【情報源】地方自治体/2017.01.17 発表

 水素を燃料に電気と熱を生み出す家庭用エネルギーシステム「水素ボイラー型純水素燃料電池システム」の実証実験が、周南市のグリーンガス運輸山口事業所で始まった。事業所の電力のほか、給湯や温水シャワーなどに活用し、ボイラーの使い勝手や部品の劣化具合などを検証する。2018年3月まで実用化に向けて研究を重ねる予定。
 同事業所に設置したシステムは、山口リキッドハイドロジェン(大阪市)、東芝燃料電池システム(横浜市)、長府工産(下関市)、岩谷産業(大阪市)の4社が共同で開発。山口県の「やまぐち産業戦略研究開発」の一環として、14年度から開発費用の一部、年間上限1億円の補助を受けて開発を進めていた。
 4社は水素だけを燃料にした発電・貯湯システムを開発。水素で発電から加温までする純水素型コージェネレーション熱電併給)システムで、水素を燃料に発電するだけでなく、ボイラーの燃料にも水素を使い、電気とお湯を供給する。ガスを改質して水素を取り出す工程がないため起動が早く、効率よく発電できる。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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