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環境ニュース[国内]

エコスタイル、大阪府泉大津市で市民参加型の太陽光発電所を建設、発電事業実施

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2017.03.13 【情報源】企業/2017.03.06 発表

 太陽光発電を中心に再生可能エネルギー関連事業を手掛けるエコスタイルは、大阪府泉大津市で、市民参加型の太陽光発電所を建設して発電事業を実施する。同市と協定を結んだ。発電電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で売電し、収入を出資者に還元するとともに、環境教育などにも活用する。

 太陽光発電所は「第2泉大津市民共同発電所」で、泉大津市が所有する保育所跡地に設ける。発電容量は48.96kWとなる。エコスタイルが同市民を中心に1口5万円で出資を募り、200口1000万円を集める。調達資金で発電設備を設置して運営する。1kWhあたり24円の買い取り単価で20年運用し、5.5%の利回りを目標にする。

 環境教育は、泉大津市内の小中学生を対象に、課外授業の一環として太陽光発電所の見学を計画する。エコスタイルが講師を派遣して「太陽光発電所の意義と地球温暖化や減災への対策」をテーマに講義する。市民共同発電所での売電による収益の一部は、環境教育に加え、同市へのふるさと納税や、地域貢献活動にも利用する。

 市民共同発電所は、非常時に電力が直接供給できるようにして、ライフラインを確保する。在宅介護機器を持つ家庭に対し、ポータブル蓄電池を使って電力を届ける仕組みも整備する。泉大津市民への事業説明会を3月11、18日に開き、4月初旬に発電所の建設を始め、5月初めの完成を予定する。出資の募集は3月1日に始めた。
【株式会社エコスタイル】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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