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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、持続可能なエネルギーへの移行で鍵を握るのは都市と指摘

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2017.04.21 【情報源】国際機関/2017.04.06 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、エネルギー使用量が急激に増大している都市は、持続可能なエネルギーへの移行の鍵を握っていると指摘した。IEAは、再生可能エネルギーの拡大、電気自動車の増加、建物の再生可能な冷暖房の提供を目指している都市としてストックホルム、フランクフルト、ソウルの例を紹介。ストックホルムは2040年までに化石燃料を使用しない都市になること、フランクフルトは2050年までに完全に再生可能エネルギーで賄うこと、ソウルは2020年までに持続可能な電力で20%の電力自給を達成することを目指している。これらの意欲的目標を達成するためには、エネルギーシステムの様々な部分をより密接に関連づける必要がある。IEAは、それができるのは都市レベルだという。例えば、地域熱供給システムは水を熱する需要が低いときに再生可能エネルギーを使用するなど、電力部門との多様な連携が可能である。解決策は場所によって異なるため、熱部門の形成・発展に自治体が重要な役割を担うことを政府は認識する必要があるとしている。【国際エネルギー機関

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