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環境ニュース[海外]

欧州委員会と欧州投資銀行、自然資本金融制度に基づく初の融資契約を発表

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2017.04.24 【情報源】EU/2017.04.11 発表

 欧州委員会と欧州投資銀行(EIB)は、自然資本金融制度(NCFF)に基づく初の融資契約を発表した。融資規模は600万ユーロで、自然保護に重点を置いた約30件の事業を支援するという。NCFFは、自然保護や気候適応関連のプロジェクトに特化して融資や投資を行うための、欧州委員会とEIBとの金融パートナーシップ。契約を締結したのは、自然保護や再野生化を支援する欧州初の事業融資主体である欧州再野生化資本(REC)で、2014年に設立された。今回の融資契約の主眼は、自然保護を目的とした事業例を確立することである。林業や水管理、持続可能な漁業、観光業といった領域も対象に含めつつ、自然保護関連事業の創設や強化を支援していくという。250人程度の新規雇用も見込まれている。欧州委員会のヴェッラ委員(環境・海事・漁業担当)は、「自然は我々の暮らしや経済に欠かせない」とし、この契約について、欧州が取り組んでいる雇用創出や自然保護を後押しするものだと述べた。REC側も、商業融資を自然保護や再野生化につなげるという実績を重ねていきたいと表明している。【欧州委員会】

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