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環境ニュース[国内]

大阪府泉大津市、市民共同発電所事業で協定 クラウドファンディング活用

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2017.05.08 【情報源】企業/2017.03.06 発表

 泉大津市は、太陽光発電を中心に再生可能エネルギー事業を展開するエコスタイル(東京)と市民参加型のクラウドファンディングで資金調達し、太陽光発電事業を行うことで協定を締結した。自治体と民間企業の直接提携による市民共同発電所事業は大阪府内で初めて。
 同社の「エコの輪クラウドファンディング」から出資を募り、市が所有する保育所跡地に「第2泉大津市民共同発電所」を建設する。発電した電力は再エネの固定価格買い取り制度に基づき電力会社などに売電し、その収益から出資者に分配する。売電収入のうち2%を「ふるさと納税」で市に寄付する。
 非常時にはパワーコンディショナー(パワコン)を自立運転に切り替え、パワコンのコンセントから直接、携帯電話や家電製品に電力を供給する。ポータブル蓄電池も備え、在宅介護機器などを使用する家庭に電力を届ける。
 協定にはこのほか、同社が子供向けの環境教育に努めることを盛り込んだ。市内の小中学生を対象に太陽光発電所の見学会を開催し、同社から講師を派遣して再エネ発電の仕組みや地球温暖化と減災対策に関する講義を行う。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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