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環境ニュース[海外]

スウェーデン、低排出車両の購入を促進するボーナス・マルス制度を国内で提案

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2017.05.19 【情報源】スウェーデン/2017.05.02 発表

 スウェーデン政府は、CO2排出量の低い環境に優しい車両購入には報奨金を提供し、CO2排出量の高い車両に対する税を引き上げるボーナス・マルス制度の国内での導入を提案した。同国では全CO2排出の3分の1を輸送部門が占めており、政府は輸送部門の排出を2030年までに2010年比で70%削減するという目標をすでに提案している。今回のボーナス・マルス制度は、環境に優しい車両の比率を高め、車両で化石燃料を使用しないという目標達成を促進するもの。対象となる車両は、自動車、バン、小型バスで、CO2排出量がゼロの車両には最大額の4万5000スウェーデンクローナ(SEK、約57万6000円)、CO2排出量が60グラム以下の車両には最低額の7500SEK(約9万6000円)の報奨金が与えられる。ガス車両には最低でも7500SEKが適用される。一方、ガソリンまたはディーゼル駆動の小型車両は購入後3年間税を引き上げる。オートバイに対する税は課税年度あたり現在の180SEK(約2300円)から360SEK(約4600円)に倍増することが提案されている。【スウェーデン環境・エネルギー省】

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