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日立パワーソリューションズ、太陽光発電協調型の風力発電開発、連系枠を活用

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2017.07.19 【情報源】企業/2017.07.12 発表

 日立パワーソリューションズは、太陽光発電協調型の風力発電システムを開発した。同社は日立製作所のグループ企業で、社会インフラを手掛ける。既設の太陽光発電設備が持つ連系枠を活用し、その範囲内で同じ連系点に出力予測を組み合わせた風力発電設備を追加設置して制御する。太陽光発電事業者向けに発電ソリューションサービスを7月に始めた。

 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の導入や、CO2排出量削減への動きを受けて近年、太陽光発電風力発電が電力系統に大量に接続された。そのため多くの地域で系統連系容量が不足し、新たな発電設備が連系できない問題が起きている。一方、太陽光発電は気象や日照時間の影響から、送電線や変電所の利用率が低い課題がある。

 太陽光発電協調型の風力発電システムはこうした問題を解決する。独自の発電シミュレーターを利用し、既設の太陽光発電設備の日射条件や最大発電出力から風力発電設備の可能量を算出する。風況と事業性の観点で風力発電設備をエンジニアリングして最適な太陽光発電協調型の風力発電システムを提案する。環境影響評価や工事計画の届け出、電力会社との協議などの支援や稼働後の保守も組み合わせる。

 日立パワーソリューションズは全国で300基を超える風力発電設備や、蓄電池併設の出力変動緩和制御型風力発電システムを7カ所に納入している。風力発電設備の長期保守の実績も豊富で、全国8カ所の風力発電設備保守サービス拠点にエンジニアと保守部品を配置している。
 
【株式会社日立パワーソリューションズ】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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