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環境ニュース[海外]

韓国国立生物資源研究所、ソウルで開催した名古屋議定書の実施に関する国際シンポジウムの成果を報告

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2017.08.18 【情報源】韓国/2017.08.04 発表

 韓国国立生物資源研究所(NIBR)は、2017年7月6日にソウルで名古屋議定書の実施に関する国際シンポジウムを開催し、各国における同議定書実施の教訓と課題を共有したことを報告した。シンポジウムには、中国、ドイツ、インド、日本、ミャンマー、韓国、南アフリカが参加し、遺伝資源へのアクセスとその利用から得られる利益の配分(ABS)と実施措置の現状を共有した。韓国は2017年8月17日に同議定書締約国となるため、特に国外の生物資源に大きく依存している同国のバイオ産業のためABS措置を早急に必要としている。NIBRは国内外のABSに関する最新ニュースと情報を提供し、国内の在来種に関する調査を実施してきた。シンポジウムには官民の利害関係者が参加し、議定書の実施を改善するため、国際的および各国の戦略、手法、将来のビジョンを協議した。併せて開催された韓国とミャンマーの副大臣会合では、ミャンマー最北の生物多様性ホットスポットであるカチン州における生物資源に関する共同研究プロジェクトについて協議した。【韓国国立生物資源研究所】

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