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環境ニュース[海外]

国連気候変動枠組条約、気候変動対策で先住民と協力するプラットフォームが本格的に始動しつつあると報告

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2018.01.22 【情報源】国連/2018.01.09 発表

 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、気候変動対策において先住民と協力するプラットフォームが、その実現に向けCOP23で行われた協議を経て本格的に始動しつつあることを報告した。COP21で発足した同プラットフォームは、気候変動問題に対処するなかで先住民や地域社会の知識等を活用し、意見を取り入れ、又、各国政府と先住民との情報交換を拡充することを目指している。COP23では、先住民が各国と対等な立場でUNFCCCの交渉プロセスに参画する等の原則を考慮することが決議された。6カ国及び先住民が同プラットフォームへの支持を表明するなど、多くの関心が集まったという。2018年には、各国による本格的な運用方法についての協議が予定され、関係者間の研修会を皮切りにプラットフォームが始動する。先住民は世界に残る生物多様性の約80%を保護しており、先住民やその伝統的知識等は気候変動対策にとって重要だという。パリ協定でも、世界が気候変動に対する回復力をつけるうえで先住民の果たす役割は大きいと認識されている。【国連気候変動枠組条約】

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