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環境ニュース[国内]

イオン、環境に配慮した養殖「asc認証」を取得したブリを限定販売、世界で初めて

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2018.01.29 【情報源】企業/2018.01.25 発表

 イオンは、「asc(水産養殖管理協議会)認証」を取得した宮崎県産のブリ「トップバリュasc認証ぶり」を数量限定で1月27、28日の2日間販売する。asc認証は、環境に配慮した持続可能な方法で養殖された水産物を認めるもので、全国の最大780のグループ店舗で取り扱う。同認証のブリは世界で初という。国内産の同認証は宮城県のカキに続き2例目となる。

 トップバリュasc認証ぶりは、沖合で水深があり、海水の流れ(潮通し)に優れるいけすで1年半かけて育てられた。ブリ本来の生活環境に近くストレスが少ない。そのため質が良くおいしいブリになる。均質で余分な脂肪がなく、ほどよい口当たりを特長にする。水揚げから店頭に並べるまで10℃の温度で管理することで鮮度を保持する。

 計5000尾を限定販売する。展開する商品や価格は店舗によって異なる場合があるが、例では「トップバリュasc活け〆ぶり(養殖)切身」で、100gあたり321円(税込み)だ。asc認証は、環境に大きな負担をかけることなく、地域や人権にも配慮した責任のある養殖水産物の普及を通じ、養殖産業を持続可能にすることを目的にしている。

 水産資源の枯渇が世界的な問題とされていることからイオンは、asc認証や、持続可能な漁業で捕られた水産物を示す「MSC(海洋管理協議会)認証」の品ぞろえ拡大と、既存商品からの切り替えを進めている。自社の「持続可能な調達方針」に基づく。今回のブリを含めてasc認証の8魚種16品目と、MSC認証の20魚種35品目を提供している。

【イオン株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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