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環境ニュース[国内]

三菱地所レジデンス、「いきもの共生事業所認証」を4物件で取得、累計数最多

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2018.03.20 【情報源】企業/2018.03.12 発表

 三菱地所レジデンスは、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC)の2017年度「いきもの共生事業所認証(ABINC認証)[集合住宅版]」を4つの物件で取得した。同社は三菱地所のグループ企業で、住宅分譲事業を手掛ける。同認証制度の集合住宅版が2014年度に始まってから4年連続の取得で、累計17物件に増えて事業者の中で最多になった。

 今回、埼玉県和光市のマンション「ザ・パークハウス和光市」「(仮称)福岡市中央区地行浜2丁目計画」と、神奈川県鎌倉市で計画中の物件、名古屋市で計画中の物件で、2017年度の認証を取得した。ザ・パークハウス和光市では地域の在来種を中心に植物を採用し、近接する公園と共通の樹木を敷地内に配置して緑の連続性に配慮した。

 三菱地所は、マンションブランド「ザ・パークハウス」で生物多様性を保全するための植栽計画「BIO NET INITIATIVE(ビオネットイニシアチブ)」を、2015年2月から進めている。2018年2月時点で国内130物件以上の分譲マンションに導入した。生物多様性保全への貢献度が特に高い物件でABINC認証の集合住宅版の取得を目指している。

 ABINC認証は、土地利用での生物多様性保全の取り組みの成果を可視化して認める制度となり、建設・不動産各社で組織するABINCが運営する。2013年度にオフィスビルと商業施設を対象に始まり、2014年度に集合住宅と工場が加わった。集合住宅版では、生物多様性に配慮した緑地づくりや管理・利用などの取り組みを評価・認証する。

【三菱地所レジデンス株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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