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環境ニュース[国内]

平成29年度全国水生生物調査結果を発表

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2018.06.04 【情報源】環境省/2018.06.01 発表

 環境省と国土交通省は、平成29年度全国水生生物調査の結果概要をとりまとめた。
 この調査は、水生生物を指標として河川の水質を総合的に評価するため、また、環境問題への関心を高めるために、一般市民等の参加を得て実施しているもの。
 平成29年度の全国水生生物調査は約55,000人の参加を得て行われ、夏休み期間を中心として、多くの学校(小中学校等:約37,000人)や、市民団体等(市民団体・子供会等:約18,000人)等から参加が得られた。

 全国の調査地点2,004地点のうち、全体の63%の地点でサワガニやカワゲラ類等の指標生物の生息が確認され、「きれいな水」と判定された。

 河川に生息するサワガニ、カワゲラ類等の水生生物の生息状況は、水質汚濁の影響を反映することから、それらの水生生物を指標として水質を判定することができる。このような調査は、子どもたちにもわかりやすく、高価な機材等を要しないことから誰でも簡単に参加できることが大きな特徴といえる。

 調査を通じて身近な自然に接することにより、環境問題への関心を高める良い機会となるため、環境省と国土交通省では、本年度も引き続き調査を実施する。

【環境省・国土交通省】

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