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環境ニュース[国内]

平成29年度海洋環境モニタリング調査結果を公表

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2018.07.18 【情報源】環境省/2018.07.17 発表

 環境省は、平成29年度海洋環境モニタリング調査結果を取りまとめ公表した。
 この調査は、海洋環境モニタリング調査計画(8年程度で日本周辺海域を一巡)に基づき、毎年度実施している。日本周辺海域の調査地点における底質・海洋生物(生体濃度)の状況、生物群集等について調査することにより、海洋環境の状況を把握することを目的としている。

 平成29年は、廃棄物等の海洋投入処分による汚染を対象としたモニタリング調査を房総・伊豆沖合の海洋投入処分II海域で実施した。
 その結果、水質調査及び生物群集調査では、投入処分による影響と考えられるデータは確認されなかった。
 また、底質調査では、投入点におけるいくつかの調査項目において、投入処分による影響と考えられるデータが確認されたが、環境基準等と比較した場合それらの値を下回るものであり、事業者による事前評価の結果とも整合するものであった。

 環境省は、今後も投入処分の許可発給を行った海域において継続的に監視を行っていく。

【環境省】

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