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環境ニュース[海外]

カナダ等、北アメリカ気候リーダーシップ共同声明を公表

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2018.09.28 【情報源】カナダ/2018.09.13 発表

 カナダ環境・気候変動省は、2018年9月13〜14日に開催されたグローバル気候行動サミット(GCAS)で、国際的パートナーと気候変動への対処で大きく前進したと報告した。その一つは、従来型の石炭火力発電から段階的に撤退する脱石炭火力連盟(Powering Past Coal Alliance)に、コネチカット州、ハワイ州、ニューヨーク州など新たに10主体が参加したことである。同連盟はGCASで、石炭火力発電の段階的廃止のモデルとなる、ワシントン州の成功例を示す映像作品を上映した。また、カナダはメキシコ、カリフォルニア州知事、ワシントン州知事などと共に「北アメリカ気候リーダーシップ」の共同声明を公表した。共同声明の参加者らは情報共有や協力によって、車両の燃費向上、電気化、温室効果ガス排出削減などを加速する。電気、輸送、産業部門からの排出削減だけではパリ協定の目標を達成できず、大気から炭素を除去する必要があることを認識し、土壌炭素吸収、炭素貯蔵量の拡大、2020年までの排出削減計画への行動と経路の統合にも取り組む。カナダとメキシコは、米国気候同盟が発表した短寿命気候汚染物質(SLCP)チャレンジに参加し、SLCPの意欲的削減戦略の策定と実施に取り組むことにした。【カナダ環境・気候変動省】

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