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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、洋上風力発電の展望に関するハイレベルワークショップを開催

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2019.05.29 【情報源】国際機関/2019.05.13 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、洋上風力発電の展望を議論するハイレベルワークショップを2019年5月13日、パリで開催した。ワークショップには洋上風力発電を推進する欧米、日本、中国などの政府や民間部門、研究・学術機関、国際機関の代表者80人が参加した。世界の再生可能エネルギーの発電容量は過去20年間順調に伸びてきたものの2018年には足踏み状態となり、その供給電力の増加も需要の伸びに追いついていない。電力部門のCO2排出増によって、2018年の世界のCO2排出量も過去最大を記録した。
 しかし洋上風力発電の性能向上とコスト低下は世界の市場も注目しており、クリーンで信頼できる電力システムに貢献する可能性は大きい。ワークショップでは、洋上風力発電開発への地域政策の状況、導入加速の機会と制約などが議論された。IEAは主要報告書である「世界エネルギー展望(WEO)」の一つとして、初めて洋上風力発電を詳細に分析する特別報告書を2019年10月に公表することにしており、今回のワークショップもその作成に寄与するものとして開催された。【国際エネルギー機関

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