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環境ニュース[海外]

欧州市民イニシアティブ「ハチを救え」、1年間の署名活動を開始

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2019.05.31 【情報源】EU/2019.05.15 発表

 欧州委員会は、環境保全の指標として昆虫生息地を維持、改善する政策を求める欧州市民イニシアティブ「ハチを救え」の登録を決定した。このイニシアティブは具体的な政策として、1)EU共通農業政策で生物多様性保全を全体的な目標とすること、2)殺虫剤使用の大幅削減、3)有害な殺虫剤の例外なき禁止と適格基準の見直し、などを求めている。2019年5月27日に正式に登録される予定で、その後1年以内にイニシアティブ側は、政策案を支持する100万人以上の署名をEU加盟7か国以上から集める必要がある。欧州委員会は署名を受領後3か月以内に、政策案が同委員会の政策権限の枠組みを逸脱していないかなどを基準に検証し、受諾可否について根拠と共に示さなければならない。
 欧州市民イニシアティブ制度は、リスボン条約で導入され、2012年に開始されたEU市民が政策提案できる仕組みである。2020年1月には、市民がより利用しやすくなるように制度改正が行われる予定である。【欧州委員会】

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