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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、イギリスの温室効果ガス排出削減を高く評価

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2019.06.25 【情報源】国際機関/2019.06.06 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、イギリスは脱炭素化とクリーンエネルギー技術で大きく進展していると報告した。報告によると、イギリスのエネルギー関連CO2排出は2017年に1888年以降で最低となった。背景には、電力市場改革(EMR)によって再生可能エネルギーへの大規模投資が行われたことや最低炭素価格導入によって石炭から天然ガスへの移行が進んだことがある。2030年には全電源に占める風力および太陽光エネルギー比率が50%を超え、世界一になるとみられている。今後に向け、電源構成が急変するなかで電力の安定供給を保障するため、系統連系、電力貯蔵、デマンドレスポンスなどによって市場の仕組みに柔軟性をもたせる必要があるという。また石炭火力発電と原子力発電は縮小するとみられ、ピーク時の電力需要に応えるには天然ガスの果たす役割が増す。北海における石油ガス生産は安定しているが、電力と天然ガスの輸入も引き続き欠かすことができないという。IEAは世界のエネルギーガバナンス強化へのイギリスの貢献も高く評価した。【国際エネルギー機関

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